西山まりえプロフィール

Profile東京音楽大学ピアノ科卒業。同大学研究科チェンバロ科修了。渡邊順生氏に師事。大学在学中、17世紀イタリアのフレスコバルディやピッキなどのチェンバロ作品に接し、深く内省的でありながら音楽の喜びに満ちていることに魅せられ、チェンバロの道に進む。研究科終了後イタリア、ミラノの市立音楽院、スイス、バーゼルのスコラ・カントールムに留学。13-17世紀にかけての中世およびルネサンス音楽を学び、ヒストリカル・ハープをM.ガラッシ、H.ローゼンツヴァイクに師事。また、イタリアのチェンバリスト、R.アレッサンドリーニにも師事。卒業後、「コンチェルト・ヴォカーレ」や「アントネッロ」のメンバーとして活躍、チェンバロとハープ両方を操るソリストでもある。栃木蔵の街音楽祭、大分長湯ルカス音楽祭、目白バ・ロック音楽祭に招かれ、霊感に満ちた演奏で聴衆を魅了する。また海外でも評価が高く、2008年オランダ・ユトレヒト音楽祭よりソロ・リサイタルに招聘され好評を博した。

古楽器を奏でる上では、バッハやそれ以前の作曲家たちがそうであったように、即興演奏を音楽の重要な要素としてとらえ、山下洋輔などジャズ・ミュージシャンとの共演を通じて、内面から溢れ出るさまざまな感情の一期一会の表現を追求している。 国内外レーベルへの録音も多い。J.S.バッハ・シリーズCD「インヴェンション&シンフォニア」「イタリア協奏曲&フランス風序曲」「フランス組曲」最新アルバム「ドメニコ・スカルラッティ ソナタ集」以上すべて「レコード芸術」誌、特選盤。「バロック・ハープとの出会い」準特選盤/朝日新聞推薦盤。「ファンタシーアの奏法 イベリア半島の鍵盤音楽」スペイン「リトゥモ」誌、最優秀推薦盤など、CDへの評価がすべて高い実力派才華である。 また、邦人としては類のないヒストリカル・ハープ奏者として、演奏や録音活動、後進の指導あたっている。第11回山梨古楽コンクール・チェンバロ部門第1位。上原賞および栃木蔵の街音楽祭賞受賞。第23回同コンクール審査員。レコード芸術「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」に選出。