第38回そらまめの会|西山まりえ リサイタル|高原で聴くバロックハープ
第38回そらまめの会《森の木々のように》
古代から人々とともにある楽器「ハープ」は、エジプトの壁画やギリシャの壺絵にも描かれ、起源は弓矢と言われています。長きに渡り、指先ではじく糸の音色から何かを感じとってきたのでしょう。さて、17-18世紀中頃のバロック・ハープにはまだペダルもレバーも付いていませんでした。その代わり、三列の弦が森の木々のように密集しています。特異な奏法を要し、その正体は解明されていることが少なく、未だに神秘のベールに包まれています。ペダル・ハープが誕生する直前の竪琴「バロックハープ」、もっとも活躍したイタリア初期バロックからバッハまで、夏の夕暮れにお楽しみ頂けましたら幸いです。
西山まりえ
- 開催日
- 2024年10月12日(土)
- 開演
- 14時00分 70分間 休憩なし
- 開場
- 13時30分
- 出演
- 西山まりえ(バロック・ハープ)
- プログラム
-
A. マイオーネ:さまざまなカプリッチョ集第2巻より
・トッカータ第1番
ヴァチカンのキージ写本より(作者不詳):
・バレット
G. M. トラバーチ:
・第8旋法のトッカータ第2番
L. R. デ・リバヤス:
・エスパニョレタス
C. ジェズアルド:
・公爵のフランス風カンツォン
J. S. バッハ:
・無伴奏チェロ組曲 第1番より”前奏曲”
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番より”シャコンヌ”
C. モンテヴェルディ:
・「苦しみはかくも甘く」
T. メールラ
・「そう信じてしまう愚かな人よ」 - 会場
- 蓼科高原三井の森ハーモニーの家「渡邉暁雄メモリアルホール」
- 料金
- 入場料金 全席自由 4,000 円
- 主催
- そらまめの会
- ご予約・お問合せ
- 中村 03-5395-0485 (Home, Tel/Fax) E-mail: en@tkf.att.ne.jp